産婦人科はお産をする女性だけがお世話になる所ではありません

産婦人科と聞くと、やはりその名の通りお産をする女性が行くところだと思ってしまいます。実際に、お腹の大きい女性や産んだ赤ちゃんを抱いた女性は入っていくところをよく見かけますが、かと言って一般の女性に特有の症状全般でも実はお世話になっていい所なんですよね。

一番よく耳にするのが、子宮筋腫の患者さんです。これは普通の内科ではどうにもなりません。生理痛や生理の際の出血がひどくなったり、貧血を起こしやすくなったりもします。また、妊娠が難しくなってしまうこともあります。超音波でとても小さなものから見つけやすくなってきているそうです。子宮筋腫は悪性の腫瘍とは異なるので、怖がらずに受診してみることをオススメします。治療法は、その女性の年齢や症状、そして妊娠を希望されているか否かによって変わってくるみたいです。

また、生理に関する悩みも産婦人科で相談するとよいです。ひどい生理痛や出血量が多すぎるという場合も放置しない方がよいようです。子宮筋腫の可能性もあるからです。子宮内膜症のこともあります。生理の悩みは、ほとんどの女性が「済んでしまえばもう大丈夫」と思ってしまいがちです。でも、婦人科系の症状は体全体の健康に大きく関わってくるので、鎮痛剤で抑えるだけでなく、みんなよりちょっと症状がひどいな…と感じたら、ぜひ受診してください。

それから、今までは病気ではなく「しょうがないこと」だった生理前症候群ですが、この症状も最近はひどい場合は産婦人科の治療対象です。イライラする、怒りっぽくなる、眠れない、胸がはって痛む、便秘気味になる、お腹を壊す、体のかゆみがひどい、風邪に似た症状になる…など挙げたらキリがないほど、生理前症候群は大変です。あまりひどいと日常生活が普通に送れなくなりますので、ぜひぜひ治療してください。ピルを使ったり、漢方薬を試してみたり、体に合うものを見つけて、少しでも不快な症状を楽にするようにしたいものです。