妊婦さんの出産をブログで書く行為の是非について

産婦人科は新たなる生命の誕生の場でもあるので、そこで働いている看護師も興奮状態に陥る事が多い様です。その中には奇跡的な瞬間に立ち会った事を一人でも多くの人に伝えたいという理由から、ブログにこと細かに、その日に起きた出来事を書き連ねるという場合もある様です。確かにそれだけ感動したのですから、そういう事をしようとするのは理解できます。

しかし、出産というのは非常に私的な行為です。安全配慮の関係から多くの人達が妊婦さんの周りを取り囲んでいるというだけであって、本当なら自分の知り合いにしか出産は見せたくは無いはずです。それに関連して、その事をブログに載せないで欲しいと考えている女性も大勢いるでしょう。

実名を書かなければいいのではないか?特定の誰であるかが分からなければ大丈夫だろうと言うかも知れませんが、書かれている側からすると、その理屈は通用しません。とにかく黙っていて欲しいと考えるものなんですね。中には寛容な人もいて、何でも自由に書いてくださって結構ですよという事があるのかもしれませんけど、それは極めて稀な例ではないでしょうか。多くの場合は掲載拒否となるかと思います。

とくに産婦人科では、誰の事を書いているかを特定されやすいのです。今日生まれましたなんて事を書けば、その更新時刻などからある程度は推測できるでしょう。過去のブログの内容をこと細かに見て行くと、それを誰が書いているかも大体は分かります。世の中にはそんなに産婦人科で起きた出来事を書いている人はいないんですね。結果としてよく目立ちますから、特定もされやすくなるのです。

一旦バレてしまうと、それ以降職場にい辛くなるのは間違いありません。これからも当分の間、看護師を続ける予定があるのだったら、ブログを書くのは注意しながらでないといけません。できれば止めた方が安全なのですが、書きたいと言っている人を無理やり止める訳にも行きませんので、その点に関して注意して下さい。