看護師として特殊なスキルが必要な訳ではないです

当たり前と思うかもしれませんが、もし産婦人科で働きたいと思っているのならば、その希望を予め伝えておくようにしましょう。そうしないと、全て相手側の都合で決められてしまうかも知れません。相手には何らの非もありません。その事を伝えなかった方がむしろ問題だと言えるでしょう。

新しい命に立ち会える場所はここしかありません。例外としては自宅で出産を希望した場合ですが、まだこちらの方は一般的ではないんですね。全体の9割以上は病院で出産するという現状がありますから、それに関わりたいと思うのならば、選択肢は事実上ここしかないと言っても過言ではありません。

看護師に求められる特別な技術は特にありません。つまり他の診療科と同じなんですね。ただ、勤務する時間が不規則になるというのはあります。何時に生まれるかは調整できる事ではありませんからね。真夜中の2時3時というのも当たり前になるのです。その時にもう疲れたからとか眠りたいという理由で、持ち場を離れるなんて事は当然ながらできません。

あえて言うなら、産婦人科を希望する看護師は精神的な強さが求められます。生まれて来る命が必ずしも生きているとは言い切れないからです。つまり死産という事もあるんですね。その時に一々過剰に驚いだりしてはいけません。そうすると仕事に支障が出てしまうからです。そういう事も普通にあるという現実を冷静に受け止めて前進しなくてはいけないのです。

大変な面もある産婦人科ですが、やはり困難をくぐりぬけて生まれてきた命を目の当たりにするとそれまでの苦労も報われるはずです。自分が出産した訳ではないのですが、気分的にはそれに近い物になるんですね。

自分自身が将来的に出産する事を考えているのなら、それを疑似体験できる場としても活かせるはずです。看護師として日々出産の様子を見れば、こういうものなんだという理解も深まり、冷静に子どもを産む事ができる様になるはずです。