時代とともに変わっていく病院数と問題

今の日本の人口比率は高齢者が多くなり、若年層が少なくなっていく逆ピラミッド型になっており、この傾向はずっと続くと考えられています。少産少死の時代になり、高齢者を支える若年世代の人口が減って年金、医療、介護が難しくなってきているというニュースを耳が痛くなるほど聞く状況です。

そんな状況を反映してか、病院の数や扱っている診療科の数も変わってきています。認知症高齢者が多くなってきているニーズに対応して精神科、美容整形をしたいと考えている人が増えていることから整形外科は増えてきていますが、子供を産むための環境づくりが整われていない状況から産婦人科は減少傾向にあると言われています。時代の需要に対応しているからいいのではと考えてしまいがちですが、このままでは大きな問題になると警鐘を鳴らします。

産婦人科の数が減ると特に地方では、子供を産みたくても産める環境が出来ないということになるからです。産婦人科の数が減ると、例えば予約を取りたくてもいっぱいで取れない場合は近くの産婦人科が無いので何十キロも離れた隣町の病院へ行くということにもなります。出来ることなら、安心して病院で無事出産が出来ればと考えている人がいるいうニーズに対応できないということになります。

そんな状況が来ていることから、子供が産める環境づくりに力を入れてほしいと考えています。子供の数が減ると、年金、医療などの社会保障制度の崩壊につながるだけでなく、経済活動にも影響を及ぼすため高齢者対策ももとより子育て、育児、出産などの分野に投資をしていく必要があると考えています。医学部を卒業した学生に、子供を産むために産婦人科になることを希望する学生には奨学金を出したりするなどの何らかのバックアップが出来る環境を作るべきです。

また、地方の医師不足を解消するためにも地方での勤務を希望する学生に対して補助金を出すなどの政策も必要ではないかと考えています。安心して子供が育てられる環境を作れることにも目を向けてほしいです。